メインコンテンツまでスキップ

コントロールプレーンログ

始める前に

このセクションの環境を準備してください:

~$prepare-environment observability/logging/cluster

Amazon EKSコントロールプレーンロギングは、Amazon EKSコントロールプレーンから直接監査および診断ログをアカウント内のCloudWatch Logsに提供します。これらのログにより、クラスターの安全な実行が容易になります。必要なログタイプを正確に選択でき、ログはCloudWatch内の各Amazon EKSクラスター用のグループにログストリームとして送信されます。

AWS Management Console、AWS CLI(バージョン1.16.139以上)、またはAmazon EKS APIを使用して、クラスターごとに各ログタイプを有効または無効にすることができます。

Amazon EKSコントロールプレーンロギングを使用すると、実行する各クラスターに対して標準のAmazon EKS料金が課金され、クラスターからCloudWatch Logsに送信されるすべてのログに対して標準のCloudWatch Logsデータ取り込みおよびストレージコストが発生します。

以下のクラスターコントロールプレーンログタイプが利用可能です。各ログタイプはKubernetesコントロールプレーンのコンポーネントに対応しています。これらのコンポーネントの詳細については、KubernetesドキュメントのKubernetesコンポーネントを参照してください。

  • Kubernetes APIサーバーコンポーネントログ(api) – クラスターのAPIサーバーは、Kubernetes APIを公開するコントロールプレーンコンポーネントです。
  • 監査(audit) – Kubernetes監査ログは、クラスターに影響を与えた個々のユーザー、管理者、またはシステムコンポーネントの記録を提供します。
  • 認証機能(authenticator) – 認証機能ログはAmazon EKSに固有のものです。これらのログは、Amazon EKSがIAM認証情報を使用してKubernetes ロールベースアクセス制御(RBAC)認証に使用するコントロールプレーンコンポーネントを表します。
  • コントローラーマネージャー(controllerManager) – コントローラーマネージャーはKubernetesに付属するコアコントロールループを管理します。
  • スケジューラー(scheduler) – スケジューラーコンポーネントは、クラスター内のポッドがいつどこで実行されるかを管理します。