ConfigMaps と Secrets
ConfigMaps は、キーバリュー形式で設定データを保存するための Kubernetes リソースオブジェクトです。ConfigMapsは、Pod にデプロイされたアプリケーションがアクセスできる環境変数、コマンドライン引数、アプリケーション設定を保存するのに便利です。ConfigMapsはボリューム内の設定ファイルとして保存することもできます。これにより、設定データをアプリケーションコードから分離することができます。
ConfigMap のドリルダウンをクリックすると、クラスターのすべての設定を確認できます。

ConfigMap の checkout をクリックすると、それに関連付けられたプロパティが表示されます。この場合、キー REDIS_URL に redis エンドポイントの値が設定されています。ご覧のとおり、値は暗号化されておらず、ConfigMaps は機密性の高いキーと値のペアを保存するために使用すべきではありません。
Secrets は、ユーザー名、パスワード、トークン、その他の認証情報などの機密データを保存するための Kubernetes リソースオブジェクトです。Secrets は、クラスター内の Pod 間で機密情報を整理して配布するのに役立ちます。Secrets はデータボリュームとしてマウントしたり、Pod内のコンテナが使用する環境変数として公開したりするなど、さまざまな方法で使用できます。
Secrets のドリルダウンをクリックすると、クラスターのすべての Secrets を確認できます。

Secrets の checkout-config をクリックすると、それに関連付けられた Secrets が表示されます。この場合、エンコードされた token に注目してください。decode トグルボタンを使用してデコードされた値も確認できます。